TeamGeek

 

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

 

 読んだ。

とても良かった。

気になった箇所をいくつか取り上げてみる。

プロのソフトウェアエンジニアリングの世界では、批判は個人的なものではなく、優れたプロダクトを作るためのプロセスの一部にすぎない。したがって、成果に対する建設的な批判と、性格に対する攻撃的な非難との違いを君が理解しておく必要がある。後者が役に立つ事はない。行動につながらないからだ。前者は常に役に立つ。改善方法のアドバイスにもなっているからだ。最も重要なのは、そこに尊敬が含まれている事である 。 

 自分たちもチームで開発し、基本的にはGithubのpullreqでお互いのコードをレビューしあっている。コードレビューは難しいなあと思う。レビューされた側は詰められているように感じる時もあるし、ダメなコードを書いてしまったという切ない気持ちになることもある。

君は君の書いたコードではない。大事なことなので何度でも言うが、君は君の書いたコードではない。君がそう思うだけでなく、同僚にもそう思ってもらうようにしよう。

これは本当にそうだと思う。

レビューする側も特にその点に気をつけて、同僚を尊敬し、思いやりを混めて丁寧にレビューしよう。

意識的に実践していることもあるが、絵文字や画像を積極的に使のがいい、すばらしいコードには 特大のLGTM画像を用意するといい。

 

謙虚・尊敬・信頼のHRTは仕事の折に触れて強く意識していきたい。

特にエンジニアじゃない人にもオススメできる内容でした。

 

ツイッター創業物語

 

 

読んだ。

読み物として普通におもしろかった。

今の会社をツイッターと同じで4人で創業したけど、仲は良いのであしからず。

ジャック・ドーシーが悪く書かれすぎている気もしたが...

 

日常的につかっている素晴らしいサービスの誕生時の話を知って

ああ、ツイッターにもこういう時期があったのかと思いを馳せるなどした。

サービスがダウンしているけど、何が起きてるか分からないとかの下りはエンジニアとしては笑みがこぼれるものがあった。

 

エブとジャックのツイッターをサービスとしてどう捉えているかの違いは面白かったし

「今なにしてる?」から「今どうしてる?」に変わったのもそういう意図なのかなと思った。

 

反面教師として、創業者が一枚岩であることは重要である。

 

 

 

 

海賊とよばれた男

海賊とよばれた男 上

海賊とよばれた男 上

海賊とよばれた男 下

海賊とよばれた男 下

読んだ。

前半の会社の立ち上げ、特に軌道にのせるまでの国岡鐵造のなりふりかまわん感じがよかった。

会社や働く人そのものを好きになり、仕事が楽しく、サービスを良くするために自然とコミットする
そんな会社はどうやったら作れるのか。

国岡鐵造のような、人間性に人がついていくという感覚は未だにピンとこない感がある。


起業や経営を題材にした本は好きでよく読むけれど、どうも
あきらめず、信念を持って死ぬほどがんばったという所におもしろさを感じがちで
もっとテクニック的な所を本から学ぶようにしないとなと思った。

起業家

起業家

起業家

  • 作者:藤田 晋
  • 発売日: 2013/04/12
  • メディア: 単行本

読んだ。
アメーバの立ち上げ期が赤裸々に綴られていて、リアルだった。
共感したことはやはりサービスに熱狂するということ。


今自分達も起業しサービスを立ち上げて運営している。
全員が背水の陣でのぞみ日夜サービスをよりよくするために
熱狂と執着を繰り返しながらハッスルしている。


会社に勤めていたときも、担当するサービスに責任感を持ちコミットしていたつもりだけど、
やはり、今はその時とは比べられない程、熱狂していると思う。

熱狂できるものがあるというのはそれだけで、よいものだ。

感心した話 | 渋谷ではたらく社長のアメブロ

にも書かれていたけど、強い執着心と覇王色の覇気でこれからもがんばろうと思った。

サービスをつくる

何かをつくるということはとても楽しい。


仕事でも個人でもいくつかWEBサービスをつくってきたけど
今はとても充実していると言える。


エンジニアになって業務系やBtoCのシステム
インフラなど、やりがいのある仕事をこれまでもしてきたけど
どうしてもCtoCのサービスをやりたかった。


初めて本格的にインターネットに触れたのは高校生の時やったけど
あのときyahooやgoogle mixi 2chなどを見てこんな便利で楽しいものが
あるのかと感じたのが思いの原点だったような気がする。

あのとき自分が感じた便利だとか、おもしろいとかそういう感情を
他の人も抱いてくれるようなサービスが作りたいと思った。


でも実際やってみるとかなり大変です。


問い合わせや不具合の連絡は毎日くるし、考えないといけないことはたくさんあるけど
今のチームはどれも前向きに且つ、本質的にサービスを作っていけている。
これは何よりすばらしい。


大変だけど、ユーザー同士のやりとりや
レビューからサービスがキチンと使われていることが分かる。
自分が作っているものが役に立っている瞬間を垣間見れるのがいい、エンジニア冥利につきる。


自分がいつも使っている今は誰もが知ってるサービスも
最初はどっかのガレージでユーザーーからのフィードバックに一喜一憂しながら作られたんだろう。


ユーザーの期待を裏切らないよう引き続き精進したい。